「将門記」によれば、平良兼軍に「豊田郡栗栖院常羽御厩」を焼き討ちされた後、将門は「下大方郷堀越渡(豊田郡)」に陣を固めて待機したものの、そこで足の病気(脚気)になって敗走する記述があり、この「堀越渡」は八千代町仁江戸付近とされています。
上記の写真で見えるいずれかの場所と思われます。 現在の御所神社の付近は、八千代町と下妻市の境界線上にあり、市町村が複雑に入り組んでいます。
御所神社境内の森には、愛宕山古墳(愛宕神社)や多数の石仏があります。西側には、「村岡柴崎古墳群」(下妻市)があり、その1号墳は全長65mの前方後円墳で、4世紀後半頃の築造とされています。
現在の下妻市鎌庭~八千代町仁江戸辺りは、古くから多くの人が住み、生活や信仰にとって重要な土地であったことが窺えます。
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茨城県八千代町仁江戸の御所神社は、平将門ゆかりの地です。 平将門を祭神として祭っていると伝えられ、また、複数ある館の1つがあった場所ともいわれています。
八千代町には、佛性寺(栗山観音)、尾崎前山遺跡製鉄炉跡、鹿嶋神社等平将門のゆかりの地があります。八千代町VRツアーをご覧ください。