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城里町の青山神社のアジサイの杜、杉の巨木の参道等の開花状況

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2021年07月03日 VRツアー

青山神社とアジサイの杜の取材と城里町観光VRツアーへの登録完了

青山神社の一の鳥居

2021年6月29日に城里町の青山神社と神社境内のアジサイの杜を取材し7月2日にVRツアーの登録を完了しました。あじさいは、日本古来のガクアジサイであと一週間ほど見ることができると思われます。城里町の青山神社、あじさいの杜、参道の案内は以下の通りです。

(1)城里町の青山神社について

城里町の青山神社の拝殿・本殿・境内

城里町の青山神社は、地域の鎮守の神社でありますが延喜式内社(小)ので、御祭神は、五十猛命(イソタケルノミコト)です。素戔嗚尊(スサノウノミコト)の子の五十猛神(イソタケル)は、「日本書紀」の記述から、五十猛神は「木の神」として信仰されており、「青山神社」という社名もこの説話によると云われています。中世に、若宮八幡や鹿島神社となったこともありますが、徳川光圀が青山神社に戻したと云われています。青山神社の拝殿の右横にある説明版に、由来の詳細が記載されています。

城里町VRツアー 青山神社


(2)青山神社の参道とご神木等多数の杉の巨木

城里町の青山神社の参道と杉の巨木

参道は狭く土のままで320mほどあり、平安時代から守られてきたものと思われます。舗装されていない平地の土の参道としては、茨城県最長の参道と思われます。参道には、杉の巨木神木を含め多数の杉の巨木があり、社殿付近も含めて聖域を感じするパワースポットです。

青山神社のご神木と参道杉の巨木


(3)青山神社のアジサイの杜とガクアジサイ

城里町のアジサイの杜とガクアジサイ

参道の一部及び社殿の周りにガクアジサイ(額紫陽花)が植えられており、「あじさいの杜」と呼ばれています。あじさいは、参道の途中で杉林が切れる開けた数十メートルの参道間が見事に咲いています。杉林の中の参道、社殿周りにもあじさいが植えられていますが、今年は咲きが悪いようです。この「あじさいの杜」が他のあじさい名所と異なる点、素晴らしいと思われる点は、万葉集にも歌われている日本のあじさいの原種ガクアジサイで統一されていることです。式内社という神社の格式、茨城県の青山緑地環境保全地域(植物の多様性)を考慮してのことと思われます。神社の鳥居の前に、「アジサイの杜」(青山の自然を守る会)の案内板があり、その裏面には会の活動が記載されています。神社・参道も含め茨城県のあじさいおすすめスポットです。