北茨城市の長浜海岸には、整備されて駐車場と公衆トイレ・水場があります。駐車場にある看板では、海岸でのゴミ捨て、花火、焚火、バーベキューは禁止されています。駐車場内でのキャンプは禁止されています。海岸でのキャンプは禁止されていませんが高波等の注意が必要です。
長浜海岸の駐車場の様子
駐車場は無料で、水遊び・シュノーケリング、デートスポットの穴場です。
長浜海岸の公衆トイレ・水場
長浜海岸の公衆トイレは、駐車場の北側にあり、その右側にも水場ががあります。
ヘッドランドの通路北側の景観です。干潮時の通路北側は、波もあまりなく穏やかです。
長浜海岸のヘッドランドの通路北側の上空からのドローンによる景観写真です。水がきれいであることで、海藻が多くあるのがわかります。
なお、写真の中央部分の山の東側斜面が以下のヤマユリが自生する群生地です。
ヘッドランドからVRツアーの撮影を実施しましたが、何気なく岩壁をみると白い花がたくさん咲いているの見られ、近くで見るとヤマユリでした。
約120m区間、岩壁の下から上まで範囲(上の標高20~30m)において多数のヤマユリが群生していました。
ヤマユリは、県南地域ではすでに終了していると思われますが、7月27日現在、見頃です。つぼみも見られるため8月初旬まで見られると思われます。
ネット情報を検索してみましたが、この場所の情報はありませんでした。19:00 2024/07/31
スカシユリが岩場にあるのは理解できますが、何故、ヤマユリが海に面した岸壁に咲いているのか不思議ですが、森林公園などのヤマユリと異なり、植生されたものでないことは明らかです。
また、この岩壁は、さすがにイノシシは近づけないため、引き続き自生地として毎年見られると思われます。
なお、崖の裾部にも咲いているヤマユリもありますが、この場所は茨城県の花園・花貫県立自然公園に指定されている場所であり、自然保護を考慮して観察してくだい。
長浜海岸のヘッドランド西側の山の岩壁とヤマユリの開花している様子です。この岩場には、海鳥、イワツバメと思われるツバメの巣があるとも思われ、多数いました。鳥の糞が養分になっている可能性が考えられます。
崖の上部のヤマユリの開花
崖の上部のヤマユリの開花
写真は、ドローンで撮影したもので地上15メートルほどのところからです。崖に咲いているヤマユリの花は、真近に見ることはできませんが、長い間に土が堆積した場所や岩の割れ目に植物が生えており、他の植物もある場所にヤマユリが生えています。花の大きさは同じと判断されますが、茎の長さは風を避けるためか地上より短いです。球根がどのようになっているのか、不思議です。
崖下の地上のヤマユリの開花
崖下の地上のヤマユリの開花の様子です。若干砂地で、嵐の時には海水の波が到達する場所と思われます。他の場所で見るヤマユリと同様に茎も長く「里山の宝石」、「ユリの女王」といわれるようにきれいに咲いています。
2024年7月27日の3時ごろに北茨城市の夏の長浜海岸を取材しました。ヘッドランドの通路北側が磯遊びや水遊びおすすめスポットです。また、海岸の岩壁にヤマユリがたくさん自生しており、7月27日付け見頃です。
北茨城市の長浜海岸は、五浦海岸と平潟港の中間にあり、駐車場、トイレ・水場、通路等が整備されているほか、ヘッドランドがあり護岸対策が行われている場所です。
駐車場南側、及びヘッドランドの通路北側にも砂浜がありますが、海水浴場ではありませんの海水浴はできません。また、通常、ヘッドランドがある場所は、離岸流があり危険な場所で遊泳禁止です。
長浜海岸の南側のヘッドランド付近は、離岸流で危険と思われますが、ヘッドランドの通路北側は、ヘッドランドの付近から北側の陸地までテトラポット・大きなコンクリートのブロックが設置されており、一部ヘッドランドの脇の外洋と通じる隙間がありますが、離岸流が発生しない構造になっているようです。 晴れた日の引き潮の場合には、写真のように南北に防波堤があるように見え、穏やかで磯遊びや釣りに適しているように思われます。
ただし、安全ということは無いため、ヘッドランド通路や岸から離れないこと、フローティングベスト、シュノーケリングベストの着用、浮き輪の利用、大人の監視が必要です。
釣り、磯遊び、シュノーケリングをしていた人の話では、魚が釣れるほか、カニが多く、ブロックやテトラポットでカメの手(美味)等の貝が取れるとのことです。
場所:〒319-1541茨城県北茨城市平潟町(地図)
問合せ:北茨城市観光協会(北茨城市商工観光課内)
電話:0293-43-1111