城里町のお寺・花・御朱印の案内
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城里町のお寺・寺遺跡・花・御朱印スポット一覧
お寺・おすすめスポット8件
城里町のお寺おすすめスポットの案内です。以下の掲載画像をクリックすると取材・登録が完了しているVRツアーをご覧いただけます。
龍谷院
千手観音(佐竹義成公の守り仏)、開運花の寺めぐり第3番、あじさい・桜・紅葉大山寺(名所)
虫封じ、開運花の寺めぐり第3番、関東88ヵ所第31番札所、佐竹七福神福禄寿尊、山門(城里町指定文化財)薬師寺(名所)
薬師三尊像(国指定重要文化財)、十二神将軍像(城里町指定文化財)、花まつり小松寺(名所)
平重盛墳墓、木造浮彫如意輪観音像(国指定重要文化財)、伝内大臣平重盛墳墓(茨城県指定史跡)、城里町指定文化財多数宝幢院
木造大日如来坐像・両界曼荼羅・絹本著色両界曼荼羅図(城里町指定文化財)清音寺(名所)
佐竹氏の菩提寺、宝篋印塔三基(城里町指定史跡)、民話「うなぎ地蔵」登場徳蔵寺(観光名所)
開運花の寺めぐり第6番、佐竹七福神寿老人、木造弘法大師像・礼盤等(茨城県指定文化財)、大師堂・駕籠(城里町指定文化財)延命地蔵尊
阿波山上神社(延喜式内社)、大山草案(親鸞聖人史跡)壁面観世音像・観音堂
徳一大師、未完成の壁面観世音像、彼岸花群生地
城里町のお寺・遺跡VRツアーマップ
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宝幢院の付近地図
大山寺の付近地図
薬師寺の付近地図
小松寺の付近地図
清音寺の付近地図
徳蔵寺の付近地図
龍谷院の付近地図
延命地蔵尊の付近地図
東大寺の徳一大師(奥州徳一)と壁面観世音像
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徳一(とくいつ)は、奈良時代から平安時代前期にかけての法相宗の高僧です。天平宝4(760)年、藤原仲麻呂の11男として生まれ、奈良時代から平安時代前期にかけての東大寺、興福寺に学び、各寺には東大寺徳一、奥州徳一と記載される資料があります。
法相宗を学ぶにつれ、当時の堕落した都の仏教を嫌い、雲水を経て真の仏教を求めて常陸国を経て会津に移り住むことになります。それまでの伝統的な奈良仏教にはなかった衆生済度を願い、常陸国や陸奥国南部地域に寺院を建立するとともに真の教えを広めました。最澄との間で交わされた、いわゆる三一権実諍論や、空海に対して密教についての疑義を提示したことなどで知られています。
陸奥国では、会津の慧日寺や勝常寺等多数、常陸国では、筑波山・中禅寺(大御堂)、一乗院(つくば市)、東城寺(土浦市)、清瀧寺(土浦市)、月山寺(桜川市)、西光院(石岡市)等多くの寺院を建立したとされています。
壁面観世音像
壁面観世音堂裏の壁面観世音像の未完成の石像の写真です。壁面観世音堂裏の通路は、狭く壁面が目の前にあり、1.5m程の処に彫られた未完成の石像を見ることができます。平安時代の初期に彫られたものと推定されます。壁面観世音像の説明板
「徳一大師の作といわれ、大師がこの地へ来たおり、岩窟の壁面に刻んだ十一面観音で、いざ開眼というとき、鶏が夜明けを告げ、一夜のうちに刻むという大師の念願が達成できず 遂に未完成に終わってしまった。そのため昔からこの地では鶏は飼わないという。等身大の安産守護の壁像で毎年三月十八日が縁日である。」と記載されています。